自宅で静音、節電サーバー - 構想編

ここでは私、あおかびが自宅サーバーを実際に組み立てるまでに至ったコラムを書いていきます。宜しければご覧ください。



1、サーバー構築の訳

サーバーって何だか楽しそうじゃないですか?ホームページを公開したり、自分の好きなメールアドレスを作ったり・・・。
IT系の人間は(私は情報学科学生)勉強にもなります。
そういう訳でサーバーを構築することにしました。



2、どんなサーバーがベスト・・・?

構築することが決まりました。次は実機の機材を考えます。
まず手段1、として仮想PCによるサーバーです。
仮想PCというのはその名の通り、今貴方が動かしているWindowsの中でもう一台PCを動かすということです。要するにWindowsのアプリケーションでOSを動かしてしまうというわけです。これができれば機材は必要ありません。私は初めVMwareとQEMUという物を使って仮想PCを構築しました、が今現在は辞めています。

理由は後で述べるとして、手段2です。
これは実機で構築すること。現在はこれです。実機となると最低限M/B、メモリ、HDD、CPU、ケースが必要になってきます。型落ちして2ndPCになっているもの等があればそれでできます。しかし私はオススメしません。

私が考えるベストサーバーとしての条件は

普通のデスクトップPCはモニタを抜かして30日間付けっ放しにすると、電気代が約1500\かかります。これが高性能PCならば2000は行くかもしれません。サーバーに過剰な性能は必要ありません。1500\はとても痛い。現在扶養家族である私にとっては罪悪感バリバリです。家庭と地球に優しくない・・・!
さらにデスクトップPCは場所をとります。スリム型ならともかく、ATXなんて・・・・。
もちろんそんなPC達が静音な訳ありませんよね。

ならばやはり仮想PCで。と思う方もいるかもしれません。しかしあくまで私の経験談ですが・・・

3つ目は本当に厄介です。むしろ不都合どころか好都合ばかりという人もいらっしゃいますが、私にはダメでした。

さて結論が出ました。
結局実機でやらなくてはならない、そして省電力かつ省スペースが一番、ということです。



3、条件を満たすサーバー

まず第一に省スペースを考えましょう。PCの大きさの基本はケースですが、一番の基本はやはりマザーボード(M/B)です。
マザーボードには様々な規格がありますが、ここで私が注目したのがmini-ITXです。VIA社のEPIAシリーズがオススメです。
これを使用した導入サイトはとても多く、私も参考にさせていただきました。
そして私が選んだのはVIA EPIA-M 6000E、こいつは何とCPUを初めから搭載しており、さらにファンレスです。最高の静穏。
このM/Bに後はHDD、メモリを付けてケースにしまえば省スペース、静穏サーバーの完成です。
電気代も結論から言ってしまえば30日つけっぱにして、月400\です。コレは凄い・・・。



これにて構想編は終了です。
次項の購入編にてパーツを詳しくチェックして行きます。

掲載 2007/5/27